エススポーツ代表 サカ トシユキ |
台湾マスターズ水泳大会
開催日 : 2009年10月31日、11月01日
開催場所 : 高雄市楠區宏毅游泳池
プール仕様: 屋外50mプール、サブプール
競技種目 : 自由形200/100/50、平泳200/100/50、バタフライ100/50
背泳100/50、個人メドレー200、フリーリレー4x50
「台湾マスターズ水泳大会」競技の模様
台湾マスターズ水泳大会は年に一度、秋口に開催される国際マスターズ水泳大会である。
日本マスターズ水泳協会へ事前に出場登録することによって、日本国内と同様記録が公認される。
開催場所は毎年異なり、今年は南部の高雄市で開催された。毎年開催場所が異なるので、毎回新鮮な気持ちで参加することができる。
私は、2004年から6度に渡り毎年大会に参加しているが、未だ訪れたことのない地域、観光名所が沢山あるので、これからの出場もとても楽しみにしている。
今回の開催地は高雄市。
高雄市は人口は151万人、台湾第2の都市であり、世界有数の港湾都市でもある。
最近は、台北ー高雄間の新幹線、市内地下鉄MRTが相次ぎ開通され発展著しい限りである。日本からは約3時間で到着。成田から高雄国際空港までは現在直通航空便が運航されているが到着は深夜である。以前は、台北到着後国内航空便に乗り換えれば夕方に到着したはずであったが、台湾新幹線の開通により国内航空便の本数減少に踏み切ったのであろう、国内航空便による乗り継ぎでも高雄に到着するのは夜になる。
今回私達は一日台北で過ごし翌朝新幹線で高雄(左営駅)へ行く。水泳大会当日に疲れを出さない為に無理な移動は避けようと考えた。
熱烈歓迎を受ける「高比良さん」初日は台北で早めにホテルにチェックインし、その後市内の公共プールへ泳ぎに行くことにした。
たった3時間の空の旅といえどもやはり疲れがあったのだろう。プールで30分程軽く泳ぐと身体がとても楽になった。
水泳はリフレッシュ効果が大きいと改めて実感できる。
疲れた身体を水泳で癒した後は、徒歩数分で行ける台湾料理店で夜食とした。
折角旅の疲れを水泳で癒したはずだったが、肝臓に疲れを残すはめに成る者がいたかいないかは想像にお任せする。
高雄圓山大飯店の屋外50mプール2日目は台湾新幹線「高鉄」で高雄市(左営駅)へ移動。
台湾新幹線は日本の新幹線技術を初めて輸出したことでも話題となった。日本の新幹線とは内装やシート配列等が若干違うものの乗り心地はやはり日本人が親しんでいるあの新幹線である。現地では「シンカンセン」でも通じてしまうので、まるで日本に居るような感覚、あっという間に高雄(左営駅)に到着してしまった。
駅到着後は開催地となるプールの下見に出かけ、その後ホテルにチェックインした。
今回3泊する高雄圓山大飯店は50mプールが設備されているのだが、実はこのホテルに宿泊できるようかなり前から旅行会社に御願いしていた。ホテルの50mプールは予想通り、旅や大会後に疲れを取り除くクールダウン、また大会会場へ向う前のウォームアップとしてとても役にたった。プールは早朝6時から営業している、きっとクラブ形式になっているのだろう、早朝より会員と思われる方と宿泊者数名が泳いでいる。広大な敷地にあるホテルのプールで朝一に泳ぐのは、水の音と小鳥のさえずりが良く響きとても爽快である、連日早朝から泳いでいた。
若い台湾マスターズスイマーと記念写真マスターズ水泳大会は昨年までと運営が若干変更されていた。競技種目、順序、ルール等は何ら変わらなかったが、スタート合図のヨーイの部分、従来は台湾の言葉を用い「予備(イーペイ)」であったところを、「take your mark」と変更されていた。また召集場所、レース前の選手紹介においても日本人選手を日本語読みでアナウンスしていた。従来はそのまま台湾での読み方を用いて、いかにも台湾の水泳大会に出場しに来たといった感があったが、改善されていた。
これらは、今年7月に京都で開催された2009国際ゴールドマスターズ京都大会に影響を受けたものだと思われる。
競技におけるタイムはというと、日本国内のマスターズ水泳大会の方が数段上である。こんな事を書いていると、台湾の選手達にはあまり知られたくはないが、毎回上位を日本人が独占してしまう。結果についてのこだわりはどの国でも同じであろうから、それらを独占するのは若干気がひけるが、国際大会なのだから現地の方にはこれはこれで仕方がないと諦めてもらうしかない。
そもそも台湾マスターズ水泳大会にはエントリータイムの申告が必要ない。従って大会当日の競技順序やコースなどは早い遅いに関係なくバラバラである。付け加えて、マスターズ水泳大会に参加されている殆どの方が日本で言えば健康水泳愛好者とでもいうのか普段の練習においてもメニューなど無いに等しい中で実施しているとのこと。しかし昨今においては、台湾マスターズスイマーの中にも若い世代を中心に、遊泳より競泳が面白いと、マスターズながら真剣に取り組みを見せているものも現れ初めている。
召集所で待機していると、言葉が通じないのに泳法指導をしてほしいと一生懸命話しかけてくる若者も少なくない、そして私達も真剣に応える。そんなひと時はとても楽しい。
メダルと賞状を手にして照れ笑い台湾マスターズ水泳大会参加応援ツアーは水泳大会以外でもとても楽しめる。
フリースイミング、観光、そして食事・・・。台湾は台湾料理の他、中国各地の料理が楽しめる。今回はほぼ毎回円卓にて夕食を摂った。沢山の料理を味わうには大勢が円卓で摂るのが一番、そんな意味からしてもツアーの最低催行人数を10名に設定しているのかどうかはわからないが、食事は人数が多い方が良い。間違い無い。
ツアーの最終日、皆からは、美味しいコース料理も良いが、市内観光中やタクシー乗車中から目に付く屋台料理に興味があると告白を受ける。
台湾滞在最終日は全員が毎日贅沢に食べ過ぎたとの理由から、高雄市最大の六合夜市(ナイトマーケット)へ行き台湾屋台料理へチャレンジした。
夜市の入り口にあるコーヒーショップのテーブルを陣取り、地元の若者に混じりながらも、私達日本人マスターズスイマーの笑い声が尽きることがなかった。
来年の開催地は、台北国際空港から近い桃園県にて開催されることが決定している。







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